11月14日 1・2年生 電車で浜寺公園へ
11月14日、1・2年生が電車に乗って浜寺公園へ遠足に出かけました。学校を出るときから赤白の帽子が朝日にきらりと光り、なんだか小さな探検隊が出発するような雰囲気でした。
駅では、切符の買い方やICカードの使い方を自分たちで確かめながら進みました。写真にも、券売機の前で画面を真剣に見つめる子どもたちの姿があります。目的地までの料金を見つけたり、順番を守って並んだりする姿には、生活科で大切にしている「自分で考えて行動する」学びが自然とにじんでいます。
浜寺公園に着くと、広い芝生や遊具がすぐに子どもたちの遊び場に変わりました。先生の話を聞くときは大きく円になり、友達の顔をのぞきこみながら楽しそうに耳を傾けています。お弁当の時間になると、レジャーシートの上にちいさな輪があちこちにでき、好きなおかずを見せ合ったり、公園の木々を眺めながらゆっくり味わったりしていました。
帰りの駅では、朝よりもスムーズに改札を通る姿が見られました。行きと同じ動作でも、経験を重ねた分だけ落ち着きが増しているのがわかります。遠足は楽しいだけでなく、こうした「できた」がひっそり育つ場でもあります。
今回の遠足では、公共の場での過ごし方・ルールを学ぶと同時に、友達と相談しながら行動する姿が多く見られました。これは探究的な学びの基礎になる力で、日常の中で育まれる大切な土台です。
ご家庭でも、電車に乗ったときや公園に行ったときに「どうやって行き先を確かめる?」「どんなふうに周りの人に気をつける?」と話題にしていただくと、子どもたちの日々の気づきがさらに広がっていきます。
※和泉府中駅までの道のりで、子どもたちの見守りに多くの保護者の皆様にご協力いただきました。ありがとうございました。
